ジョン・レノンのビデオ・クリップ
ジョン・レノンのビデオ・クリップ はそれほど多くなく、数少ないTV用やライブパフォーマンス、ジョンとヨーコで制作した映像をプロモーション用に編集したクリップがほとんどです。
音楽専門チャンネルのMTVが1981年に放映開始され、ポピュラーミュージックのビデオクリップが頻繁に作られるようになりましたが、ジョンは1980年12月8日に他界してしまっていることもありビデオ・クリップなるものは少ないのです。
レノン・レジェンドには貴重な映像も含めた代表的な曲のビデオ・クリップが収録されていますが、初めからプロモーションの為に作った映像では無く、残っている映像を編集して制作してあります。
画角比:4:3
音声:ドルビー, DTS Stereo
収録時間:98 分
日本語解説付き
ジョン・レノンのビデオ・クリップ 収録曲
1.イマジン
イマジンフィルムからの映像で、ヨーコがブラインドを1枚づつ開け、ジョンが白いピアノを弾く有名な映像です。
2.インスタント・カーマ
2バージョンの映像がありますが、収録されているのはヨーコが編み物をしている方のバージョンです。
ジェフ・エメリックの著書『最後の真実』によると、ジョンがシングル発売を急ぐあまり、1日でリハからレコーディング、ミックスダウンまで完了したそうです。そのため『音のバランスなども含め、全体的に音が悪く残念だった。ちゃんとミキシングすればもっと売れていた』と書かれていました。
3.マザー
イマジンフィルムからの映像です。
広大なティッテンハーストのジョンの自宅と、『ジェラス・ガイ』のレコーディング風景で構成されています。
5.パワー・トゥ・ザ・ピープル
ビデオクリップはワン・ツー・ワン・コンサートの映像にレコーディング音声をかぶせたものが使われています。
(ちなみにワン・ツー・ワンコンサートは全体的にあまり良い出来の演奏ではなかったのですが、コールド・ターキーはエンジンがかかってきた後半に演奏された事もあり、ジョンのボーカル、バンドの演奏の出来も良い方です。)
7.ラヴ
ジョンとヨーコが着物姿からスタートする初めての見る映像。
8.マインド・ゲームス
ジョンのイラストで表現された映像。
ここでもエンディングの長いロングバージョンを聴けるのが魅力です。
10.夢の夢
前衛的な作品「スマイル」と「ツゥ・バージンズ」から作られているクリップ。
11.スタンド・バイ・ミー
16:9の新しい映像で綴られるクリップ。
13.ウーマン
セントラルパークを散歩するジョン&ヨーコ の映像が素晴らしい。本来はスターティング・オーバーに使用される予定でしたが、実現せずウーマンに使用された映像です。
14.ビューティフル・ボーイ
ジョンが小さなショーンと一緒に映る映像を中心とした心温まるクリップです。
16.ノーバディ・トールド・ミー
ギミー・サム・トゥルースからの編集、アンディ・ウォーホール、マイルス・ディヴィスの姿を見ることができます。
17.ボロード・タイム
未発表映像がかなり含まれています。
ここでもロングバージョンを聴くことが出来ます。
18.ワーキング・クラス・ヒーロー(労働階級の英雄)
ジョンの幼少期のフィルム〜ダブル・ファンタジーのLPジャケットにジョンが最後のサインをしているフィルム〜 なんとも言えない。
19.ハッピー・クリスマス(戦争は終った)
飢えや貧困〜戦争による死、目を背けてはいけない世界の現実を見せてくれる映像。
20.平和を我等に
ベッドインでのレコーディング映像からスタートし、各地の平和運動の映像が問いかける。
ギブソンJ-160Eのサンバーストモデルのミニチュアモデル
ボーナス映像
ワーキングクラスヒーロー
ジョンのイラスト〜ビートルズ〜インタビュー〜など様々な映像や音声を盛り込んで編集されているの貴重映像。
スリッピン・アンド・スライディング
スタンド・バイ・ミー同様オールド・グレイ・ホイッスル・テストの出演映像、こちらもレコーディング音声に変えられています。
イマジン
1975年ジョンのラストライブとなるサリュート・トゥ・サー・リュー・グレイドからのライブ映像。
映像をよくみると、アコースティックギターの1弦が切れています。実はイマジンの前に演奏したスリッピン・アンド・スライディングで切ってしまったようです。
同ステージのスリッピン・アンド・スライディングの映像もあるんですが、残念ながらその映像は収録されていません。
@ジョンの背後からの映像を見てもらうと、左端観客席にマークチャップマン姿が・・・・
ヘアー・ピース
ベンドイン映像〜
エヴリバディー・ハド・ア・ハード・イヤー
ジョンとヨーコがベンチに座り、ジョンによるクラッシックギターの弾き語り、後半はホワイトアルバムのジュリアのコード進行へ
ジョン・レノンの記事