キャロル・キング&ジェームス・テイラー ライヴ
キャロル・キング&ジェームス・テイラー が、60年代後半〜70年代にかけて共にライヴを行った歴史的なLAの名門ライブハウス『トルバドール』で2007年11月の50周年記念コンサートです。バックアップメンバーもダニー・コーチマー、ラス・カンケル、リー・スカラーといった時代を作ってきたメンバーが集結です。
SHMCD+DVD
◉DVD内容
画角比:16:9
音声:ドルビーデジタルステレオ、Dts5.1サラウンド
収録時間:64分
メンバー
ボーカル、ピアノ:キャロル・キング
ボーカル、ギター:ジェームス・テイラー
ギター:ダニー・コーチマー
ベース:リー・スカラー
ドラム:ラス・カンケル
演奏曲
選曲は2人が71年までにトルバドールで一緒に歌っていた頃の作品ばかりとなています。
1.Blossom
ジェームス・テイラーのアコースティックギターの弾き語りからスタート、キャロル・キングはピアノでバックアップ。
2.So Far Away
ボーカルはキャロル・キングに変わりピアノの弾き語りに、ジェームス・テイラー がアコースティックギターでサポート。2人の距離感が素晴らしい。
3.Machine Gun Kelly
ステージには、ギター:ダニー・コーチマー、ベース:リー・スカラー、ドラム:ラス・カンケルが登場
4.Carolina In My Mind
ピーター・アッシャーを介してジェームス・テイラーのデモテープを聴いたポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスンが気に入り、ビートルズが設立したアップルからデビューアルバムの発表にこぎつける。その記念すべきアルバム収録された楽曲。
アルバムではポールがベース、ジョージがコーラスで参加。
5.It’s Too Late
言わずと知れた名曲で全米NO.1を記録した曲。
ダニー・コーチマーのドスのきいたギターソロ〜キャロル・キング のピアノソロがライブならではの名演
6.Smackwater Jack
ラス・カンケルの重すぎず、軽すぎず曲を重厚にしてくれるドラム、リー・スカラーが黙々と刻むベース、ダニー・コーチマーのテレキャスによるエッジのきいたギターソロ、最高のロックサウンドを聴かせてくれます。
7.Something In The Way She Moves
ピーター・アシャーに聴かせた曲で、アップルからのデビューアルバム発売のきっかけとなった曲。ライブ映像ではミキシングルームのピーター・アッシャーの姿が映し出される。ジョージ・ハリスンのサムシングのきっかけの曲とも言われたいる。(歌い出しがそのまま)
演奏はジェームス・テイラー、キャロル・キング、リー・スカラーの3人
8.Will You Still Love Me Tomorrow?
シュレルズに提供し1961年に全米NO.1を記録した楽曲、ゴフィン&キングによる初めてのヒット曲。キャロル・キング によると『当時2人目の子供を身ごもっていて、ジュリー・ゴフィンは薬局でバイトをしながら生活をしていたが、この曲によってバイトを辞めることが出来た。』と言う記念すべき曲。
ジェームス・テイラーとキャロル・キングの2人による演奏、ジェーム・ステイラーのコーラスが素晴らしい。
9.Country Road
メンバーが戻り重厚なバンドサウンドへ。
10.Fire And Rain
自殺で亡くなったジェームス・テイラーの幼なじみスザンヌ『君にもう一度会えると思っていた』と歌う歌詞
11.Sweet Baby James
ジェームス・テイラーによるアコースティックギター弾き語りから始まり、キャロ・キングのコーラス、リー・スカラーのベース、ダニー・コーチマーのギター、ラス・カンケルのドラムが優しく加わる。
12.I Feel The Earth Move
ジェームス・テイラーはテレキャスに持ち替えキャロル・キング のロックナンバーを演奏、会場も次第に盛り上がり観客も踊り出す。
13.You’ve Got A Friend
キャロル・キングがジェームス・テイラーに送った楽曲。
ジェームス・テイラーはトルバドールの隅で、初めてこの曲を聴いてすぐにギターを練習したそうです。その後、作者であるキャロル・キング に『先にリリースして』と言われとても嬉しかったと語っています。
ジェームス・テイラーが発表したシングルは1971年全米NO.1を獲得。キャロル・キング 自身も1972年にグラミー最優秀楽曲賞を受賞
14.Up On The Roof
1962年にドリフターズに提供したゴフィン&キングによる楽曲。
キャロル・キングによるセルフカバーバージョンや、ジェームス・テーラーによるカバーバージョンも、ドリフターズとは違った魅力のあるバージョンですが、ライブバージョンも素晴らしく、キャロル・キングとジェームス・テイラーによるボーカルも最高潮に!
15.You Can Close Your Eyes
最後はジェームス・テイラーの弾くアコースティックギターをバックに、2人のデュエットでエンディング。
この後2010年3月26日オーストラリア公演をふりだしに、トルバドールリユニオンライヴとして世界ツアーへ発展
トルバドールとは
1957年開店のライブハウス
ロサンゼルスのサンタモニカ・ブルバード沿い、ハリウッドとビバリーヒルズの境目あたりにある老舗のライブハウス
ニール・ヤング、グラハム・ナッシュ、グレン・フライ、ドンヘ・ンリー、ジャクソン・ブラウン、リンダ・ロンシュシュタッド、ジョニ・ミッチェル、バッファロー・スプリングフィールド、エルトン・ジョン、ヴァン・モリソン、ティム・バークリー、マイルスデイヴィス、など名前を挙げればキリがないと言うほどのミュージシャンが出演し愛されたライブハウス。
ちなみにジョン・レノンが失われた週末の時期に泥酔して追い出された事でも有名。
キャロキングおすすめアルバム
名曲満載のアルバム『つづれおり』
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