エアコンの価格帯 など機能やグレードによる違いを知る基礎知識

エアコンの価格帯 など、機能やグレードによる違いを知る基礎知識

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エアコンの価格帯 、能力、機能について

エアコンの価格帯 はメーカーの違いや大きさだけではなく、グレードによっても 能力や機能 の違いなど様々です。

購入前に知っておくべくポイントを見ておきましょう!

エアコンは、付加価値だけで高価な機種が存在している訳ではありません。もちろん高級機になるといろいろ機能が付きすぎの傾向にはありますが、重要なのは省エネ効果も高く冷暖房効率が良いという点です。

まずエアコンのグレード分けを見てみましょう!

エアコンのグレード

基本パターンは標準、準省エネ、省エネの3パターンですが種類が多いので、準省エネ・標準をさらに2パターンに分け、全部で5パターンの表にしました。

この表の限りではありませんが、各メーカーのグレードによる特徴をとらえてみました。

グレードによる特徴

暖房効率 冷房効率 自動掃除 イオン 再熱除湿 冷房除湿 立体気流
省エネ  5  5  ◯  ◯  ◯  ◯  ◯
準省エネ  4  4  ◯  ◯  ◯  ◯  ◯
準省エネ2  4  4  ◯  ◯  ×  ◯  △
標準2  3  3  ◯  △  △  ◯  ×
標準  3  3  ×  ×  ×  ◯  ×

冷房・暖房効率は室外機の能力の違いが大きな要因です。

最高能力=5として考えた場合


エアコンの価格帯 など、機能やグレードによる違いを知る基礎知識

暖房効率

エアコンの価格帯 など、機能やグレードによる違いを知る基礎知識

エアコンは、外に置いてある室外機(コンプレッサー)が心臓部です。

エアコンの価格帯 など、機能やグレードによる違いを知る基礎知識

寒い冬場は、エアコンの弱点の一つです。

コンプレッサーは寒ければ寒いほど、暑ければ暑いほど能力が下がります。

特に寒さには弱く「エアコンの暖房は効かない」と言われていますが、それは暖房効率の良くないエアコンを使用しているだけなのです。

最近の省エネエアコンは足元まで暖気を届ける事の出来る高効率の機種も多く、東北などの寒い値域でも使われている寒冷地仕様エアコンもあります。

・他の暖房器具と違い

電気ストーブやこたつなどは入ってきた力、すなわち電気量をそのまま暖房として排出しているだけです。

例えば1の力が入ってきたら1の力を暖房に変えて送り出しているだけなので、目の前は暖かいが、部屋全体を暖める暖房機では無いのです。

エアコンの場合は、コンプレッサーにより冷媒を圧縮・膨張することで1の力を2倍3倍へと変化させ部屋全体を暖めたり、冷やしたりすることができます。

ということは電気代も安く使用できると言うことです。

購入のポイント

◉エアコンの暖房をメインで使うと言う方には準省エネ以上、できれは省エネを選びましょう!

正しい機種選びが省エネに繋がります。特に暖房で使用する場合の機種選びは大切です。

冷房効率

エアコンの価格帯 など、機能やグレードによる違いを知る基礎知識

近年日本も温暖化傾向、コンクリート建造物の増加、道路のアスファルト化、工場はじめ様々な生活環境の近代化に伴う温室ガスの排出により外気温が上昇!

この暑さの中でエアコンの冷房は不可欠です。

エアコンは外気温により効率が大きく変わりますが、冷房の場合は暖房に比べ設置場所が相当に悪い場合や、エアコンが古い場合以外は省エネ機種を購入しなくても、ある程度のグレード(価格の安価なエアコン)で対応できます。ただし設置場所や部屋の広さはしっかりと考慮して機種選びをする必要があります。

購入のポイント

◉冷房がメインで購入価格を抑えたい方には、標準タイプでも可能です。

下の写真はビルの上にエアコンの室外機が乗っていますが、風通しも良いので設置場所として良好です。

エアコンの価格帯 など、機能やグレードによる違いを知る基礎知識

ビルの屋上はエアコンの室外機だらけ!

夏場にエアコンの室外機だらけの屋上に上がったことがある方はご存知だと思いますが、室外機から出てくる温風はかなり強力です。これだけの数があれば温暖化も避けられないです。

これがいくつものビルの上にあるかと思うと・・・

自動掃除

自動掃除機能は、パナソニックのお掃除ロボットからはじまりました。

その後、各メーカーに広がり、今は付いていないメーカーはありません。ただしグレードにより付いていない機種もあります。

自動掃除とはどういう機能なのか?

ご存知の方は多いと思いますが、エアコンは室内機の上部や前面から空気を吸い込み、室内機下方から冷風や暖風として吹き出しています。その時に吸い込み部分に付いているゴミの侵入を防ぐための網状のエアーフィルターです。

そのエアーフィルターを掃除する機能を持っているエアコンが、お掃除エアコンです。

発売当初からの技術も向上しているので、ゴミも良く取れるようになっています。

エアーフィルター

購入のポイント

◉お掃除機能はついていると便利ですが、ご自分でマメにすることができれば特別必要ありません。

*フィルターにゴミが一面びっしりと付いているのを見かけますが、音はうるさくなりますし電気代も高くなりますので、こまめに掃除は必要です。

イオン

プラズマイオンを初めマイナスイオン、クラスターイオン、ナノイーなど様々なイオンを発生させ健康に良い、空気清浄が出来るということでメーカーのセールスのポイントの一つです。

イオンはTV等の電化製品から少なからず出ているんです。TV周辺で青くさいにおいを感じた事は無いですか?それがイオンなんです。

本来イオンは外に出ないようにされていましたが、ある時、滝の近くなどで発生するマイナスイオンが癒し効果があったり健康に良い、ということでブームになった時がありました。それが家電等から放出されていたマイナスイオンと同じ性質があるという実験の結果、家電製品に付加価値機能として取り付けられイオン付き製品が続々発売されたということです。

実際は放出量が多いと人間の体に影響が出ると言われていますので、それ程の放出量は出ないように調整されています。

ただし実験室などの閉め切った空間での効果は実証されていますので、エアコン内部などの閉鎖的な空間で行う除菌運転などには効果的です。

海外ではこの様に、なんらかの人体に影響を与えるものは基準が厳しく、ほとんどついていません。

日本で発売されているエアコンにはほとんどと言って良いほど、なんらかのイオン機能が付いています。

イオンについては、気にしなくても良い機能の一つです。

購入のポイント

◉放出による効果はそれほど期待しない方が良いと思います。室内機の除菌機能としては効果が期待できます。

再熱除湿

室温を下げないで、湿度だけを吸収するために考えられた除湿方式で、除湿する際に、弱い暖房をしながら除湿すると、室温が一定のまま湿度だけを取る事が出来る機能です。

各メーカーの高級機には全部と言っていいほど付いていた機能です。

暖房を行いながら除湿(弱冷房)運転をするため、少々電気代が高くなります。

購入のポイント

◉梅雨時など気温の低い季節に使用する方にはおすすめです。

冷房除湿

再熱除湿とは違い暖房はしません。

弱冷房をしてなるべく温度を下げずに湿度を取っていく方式です。

再熱除湿方式に比べると温度が下がり除湿量も少なくなりますが、暖房を行わないので電気代は安くなります。

購入のポイント

◉ほとんど機種には付いています。

立体気流

標準タイプは上下のルーバーは自動ですが、左右のフラップは手動稼働方式が基本です。

準省エネ〜省エネタイプのほとんどは上下左右自動で動く立体気流となります。

省エネタイプになるとセンサー機能で床の温度を感知しての気流コントロールや、AIによる細かな気流コントロールできます。また、ビックルーバーでロング気流や、足元暖房気流など快適な気流を届けられるように考えられています。

購入のポイント

◉リビングなど広い部屋で使用する場合は、快適な空調効果を発揮します。

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