モントセラト島救済コンサート 豪華ミュージシャン出演のチャリティーコンサート
カリブ諸島のモントセラト島は、1989年のハリケーンにより壊滅的打撃を受けるが島民は復興を目指し奮闘する。しかし1995年またしても2年にわたる火山噴火により建物の80%以上を消失するなど甚大な被害を受けることになります。1979年にモントセラト島にエアースタジオを設立し1989年のハリケーンによりスタジオを失ったジョージ・マーチンではありますが、モントセラト島を「なんとかしたい」との思いから発起人となり、1997年9月15日ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで モントセラト島救済コンサート としてポール・マッカートニー他豪華ミュージシャが出演してのチャリテーコンサートが実現しました。
画角比:4:3
音声;ドルビー、DTS Stereo
時間: 112 分
字幕: 日本語
1997年9月15日ロンドンのロイヤル・アルバート・ホール
参加メンバー
ジョージ・マーチン
アロウ
ジミー・バフェット
エリック・クラプトン
フィル・コリンズ
エルトン・ジョン
マーク・ノップラー
カール・パーキンス
スティング
ポール・マッカートニー
他
収録曲
1.テイク・ミー・ホーム
フィル・コリンズがコンガを叩きながらのボーカルでスタートした曲は、フィル・コリンズのソロシングルで1985年の全米7位のヒット曲。
2.ホット、ホット、ホット
地元モントセラト島のミュージシャン アロウによるソカ(カリプソにソウルやディスコの要素を加えて発展した音楽)
3.ブルー・スエード・シューズ
エルビスが歌った事でも有名なヒット曲で、作曲者はカール・パーキンス。
カール・パーキンスは脳梗塞のため翌年65歳の若さで亡くなってしまいモントセラト島救済コンサートが最後のコンサートとなります。ステージ上のカール・パーキンスは若干痩せてはいますが、張りのあるボーカルや得意のギターソロを披露してくれます。
4.ヴォルケーノ
ジミー・バフェットはカントリーアーティストとしてナシュビルから音楽のキャリアをスタートしたミュージシャン。レストラン経営や、マイナーリーグも所有していたという実業家の一面もある多才な人物です。
5.ブラザーズ・イン・アームス
ストリングスをバックにしっとりと歌うマーク・ノップラーと真骨頂のギタートーンが素晴らしい。
6.マネー・フォー・ナッシング
全米NO.1を獲得した大ヒット曲、ダイヤストレイツ時代からノップラーぶしの効いたサウンドが印象的で、ここではスティングがコーラスで参加しています。
7.孤独のメッセージ
スティングによるナイロン弦アコースティックギターの弾き語り。
8.マジック
1981年のポリス時代のヒット曲である マジックは、モントセラト島で撮られた映像です。
9.僕の歌は君の歌
エルトン・ジョンといえばこの曲です。ピアノの弾き語りによる演奏。
10.リヴ・ライク・ホーシズ
パバロッティとのデュエットソングを、ここではエルトン・ジョンのソロで披露。
11.ドント・レット・ザ・サン・ゴー・ダウン・オン・ミー
エルトン・ジョンのピアノ弾き語りによる演奏は、ライブの上手いエルトンならでは迫力が素晴らしい!
12.ブロークン・ハーテッド
クラプトンがモントセラト島の寛いだ雰囲気の中で作った曲を、アコースティクギターの弾き語りで。
13.レイラ
クラプトンによるアコースティックギターの弾き語りにマーク・ノップラーがレスポールで加わる演奏は、ぶっつけ本番の様な演奏内容ではあるが、リラックスした雰囲気での演奏が感じられます。
14.セイム・オールド・ブルース
クラプトンがゴールドのストラトに持ち替え、ドラムにフィル・コリンズ、ギターにマーク・ノップラー、ピアノにジュールズ・ホランドを加えた演奏。
15.イエスタデイ
ポールによるアコースティックギターの弾き語り、今回アコースティックギターはエピフォンではなくマーチンでの演奏です。
16.ゴールデン・スランバー〜キャリー・ザット・ウェイト〜ジ・エンド
ポールがピアノに移りオーケストラが加わり定番のメドレーへ突入、フィル・コリンズのドラムソロからギターバトルはポール〜マーク・ノップラー〜エリック・クラプトン。
アンコール
17.ヘイ・ジュード
全員がステージに揃いポール〜エルトン・ジョン〜スティングがボーカルをとり最後は全員で大熱唱。
18.カンサス・シティ
エンディングはビートルズフォーセールにも収録されているポールお得意のナンバーで、カール・パーキンスのギターソロ〜ジュールズ・ホランドのピアノソロ〜最後はクラプトンのギターソロで盛り上がりの中フィナーレを迎えます。