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イマジン ジョン・レノンの名盤
イマジン ジョン・レノンの名盤 がCDで発売されてから2000年にリミックスリマスターされ、2010年には全アルバムのリマスターボックス発売、今回で3度目のリマスター盤は、新しい音源を加えた最強コレクションという事なので購入しないわけにはいきません。
2000年から順次発売されたリマスターCDは、ダブルファンタジーとミルク&ハニーを除き新たにリミックスもされ、高域の伸びや低域もスッキリとし各楽器やボーカルの粒立ちもよくなっていました。ただアルバムによっては迫力に欠ける貧弱さを感じるものもありました。そこで2010年の「シグネイチャー・ボックス」の発売となったと言われています。
「シグネイチャーボックス」はジョンのソロ8枚のリマスターとレア音源と未発表音源を収録したセットで2万円弱で発売されていました。こちらのCDリマスターは当時のジョン自身が制作したオリジナルそのものをマスタリングされたんですが、いまいち音の抜けが悪く古さを感じるリマスターでした。
そこで今回のイマジン最強コレクションボックスはどうでしょう!
最強コレクション イマジン ボックス
内容
・CD4枚・ブルーレイオーディオ2枚
CD1:オリジナルアルバム(アルティメイト・ミックス)
CD2:アルティメイト・ミックス
CD3:ロウ・スタジオ・ミックス
CD4:エヴォリューション・ドキュメンタリー
ブルーレイ1:イマジン: アルティメイト・ミックス (音源)
ブルーレイ2:イン・ザ・スタジオ・アンド・ディーパー・リスニング (音源)
・日本盤のみ:SHM-CD仕様
・ハードカバーブックレット
・英文ライナーノーツ翻訳付/歌詞対訳付
ハードカバーブックレット
ジョンの愛用したエピフォンカジノは、イマジンのレコーディングでも愛用されています。
写真は、ヴィンテージ・サンバースト・ニトロセルロースラッカー仕上げUSA製
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2ブルーレイ+4CDの6枚組
ブルーレイ2枚
映像は入っていないオーディオコンテンツです。
ブルーレイ1枚目:イマジンの5.1サラウンドとPOWER TO THE PEOPLE,DO THE OZ〜の5.1サラウンド/4トラックミックスのリマスター,イマジンアウトテイク5.1サラウンド。
4チャンネルミックスはCDには収録がないのでブルーレイのみでしか聴けません。
ブルーレイ2枚目:ロウスタジオミックス、ロウスタジオミックスアウトテイク/エレメンツミックス/エヴォリューションドキュメンタリー
CDは4枚
Disc1:リミックスリマスター
今回のリミックスリマスターは、ボーカルが前面に出て力強さを感じられ綺麗にリマスターされた印象です。
また、各楽器の分離、ベード、ドラムなどが、前回のリマスターではキレがよくなかった印象ですが、今回は抜けも良くなり低域の迫力も増し、ストリングスの良さも活かされています。
旧イマジン アルバムと聴き比べてみると、同じ曲でも『こんなに印象が違うんだ』と、新たな曲の魅力を発見します。
Disc2:アルティメイト・ミックス
イマジン、ハウのストリングのみのバージョン、
ジェラス・ガイのボーカルレスバージョン、
オー・マイ・ラブのボーカルのみのバージョン、
その他スタジオ・リハーサル、デモなど初めて聴ける音源が収録されています。
Disc3:ロウ・スタジオ・ミックス (ライヴのスタジオ・ミックス)
ティッティンスハーストの自宅スタジオで録音された音源をそのまま収録しているので、リバーブなどのエフェクターがかけられていない状態、ジョンのシングルトラックのボーカルやギターなどの楽器の音を、生で聴いているような聴き応えです。
Disc4:エヴォリューション・ドキュメンタリー
ジョンを中心としてそれぞれの曲をスタジオで作り上げていく様子を、エンジニアのサム・ガンノンよって編集されたモノバージョンを収録。曲順もアルバム通りに再現されています。
クリップルド・インサイドでのジョージ・ハリスンのスライドソロや、ニッキー・ホプキンスのピアノソロがオリジナルバージョンとは違った魅力ある演奏になっている点や、オー・ヨーコのスタジオデモで、マインド・ゲームスのフレーズを一瞬聴くことが出来たり、聴きどころ満載です。
今回のリミックス・リマスターではアルバム『イマジン』の素晴らしさを再認識させてくれた最強盤といって良いのではないでしょうか、オリジナルリミックス・リマスターはもちろん、スタジオ・アウトテイクスのイマジン、ジェラス・ガイ、オー・マイ・ラブのピアノを中心としたソフトで哀愁のある楽曲からイッソーハード、ハウ・ドゥ・ユー・スリープ等のヘビーな楽曲までサウンドが変化していく様子を興味深く聴くことができ、その他の貴重なアウトテイクスまで盛り沢山の内容になっています。
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