ハリー・ニルソン PUSSY CATS プロデュースはジョン・レノン

ハリー・ニルソン PUSSY CATS プロデュースはジョン・レノン

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ハリー・ニルソン PUSSY CATS

ハリー・ニルソン PUSSY CATS は、ジョン・レノンがプロデュースしたことでも有名なアルバムです。ジミー・クリフのメニー・リバー・トゥ・クロスや、ドリフターズのセイブ・ザ・ラスト・ダンス・フォ・ミーなどカヴァー曲のアレンジもきまっています。

ハリー・ニルソン PUSSY CATS プロデュースはジョン・レノン

ハリー・ニルソン PUSSY CATS プロデュースはジョン・レノン

プシー・キャッツ45周年記念盤(完全生産限定盤)

ジョンとハリー・ニルソンとの出会い

3オクターブ半の声域を持つシンガーソングライターと言われるハリー・ニルソンは1967年にファーストアルバム「バンディモ二アム・シャドウ・ショウ」をリリースすると、ジョンレノンがアルバムを気に入りニルソンに直接電話をかけ賛辞を伝えたという逸話が残っています。その後2人の友情は1974年にジョンがハリーのアルバム PUSSY CATS をプロデュースすることになります。

ハリー・二ルソンの美声が・・・・

アルバムを聴いてもらうとわかりますように、ハリーの美声はどこに行ったのかと思えるほどアルバムの声はしゃがれていてどすの利いた声に聴こえます。

ハリーはレコーディングの最中に声帯を痛めてしまい、本来だったら歌うこともできない状態だったにも関わらずレコーディング続けた結果、いつもの伸びのあるボーカルとは違った絞り出すようなボーカルのアルバムになってしまったと言う事です。

当時の状況(ジョン・レノン)

1974年3月〜1975年1月の間、ジョンのロストウイークエンドと言われてヨーコとの別居によりニューヨークからロスアンジェルスに移り住んだ時期です。

ジョンへの国外退去命令やFBIからの盗聴など様々な問題で精神的にも追い詰められている時期ということもあり、ハリー・ニルソンやキース・ムーンらと泥酔して店を追い出されたりウエイトレスに暴力を振るったりといった問題を起こし新聞沙汰になることもありました。

そんな中でも、この時期のジョンは交流の多い時期でもありポールとの関係修復、ジュリアンとの再会なども行なっています。

次第に・・・・

自身も徐々にアルコールやドラッグからの立ち直りを見せハリー・ニルソンのプロデュース、リンゴへの楽曲提供、自身のアルバム walls and bridgesの制作等に勢力を注ぎ、真夜中を突っ走れでは全米NO.1を獲得!

『真夜中を突っ走れがNO.1になったらエルトン・ジョンのコンサートに参加する』と言う約束によってマジソン・スクウェア・ガーデンで行われたエルトン・ジョンのコンサートに飛び入り参加し会場に来ていたヨーコとの再会を果たしていきます。

アルバム PUSSY CATSレコーディング中の写真がアルバム内側に載っています。

ハリー・ニルソン PUSSY CATS プロデュースはジョン・レノン

参加ミュージシャン

ボーカル、ピアノ:ハリー・ニルソン

ドラムス:リンゴ・スター

ドラムス:キース・ムーン

ドラムス:ジム・ケルトナー

ベース:クラウス・ヴォーマン

ギター:ジェシ・エド・ディビス

ギター:ダニー・クーチマー

ピアノ:ジーン・ゲッツ

スティールギター:スニーキー・ピート・クレイナウ

サックス:ボビー・キーズ

サックス:ジム・ホーン

サックス:トレバー・ローレンス

トロンボーン:チャック・フェンドリー

同年にレコーディングしているジョンのソロ作、ウォールズ・アンド・ブリッジズにも同じミュージシャンが参加しています。

収録曲

1. Many Rivers To Cross

原曲はジミー・クリフ

ジョンのNO.9ドリームのようなストリングスやスチールギターの効いたカッコイイアレンジ!ギターソロもいいです。

フィル・スペクターのウォール・オブ・サウンドの影響が感じられるアレンジとなています。

2. Subterranean Homesick Blues

原曲はボブ・ディラン

ドラミングが印象的なアレンジ

3. Don’t Forger Me

4. All My Life

5. Old Forgotten Soldier

3〜5はハリー・ニルソンによる楽曲です。

6. Save The Last Dance For Me

モルト・シューマン作曲、ドク・トーマス作詞

ドリフターズが1960年に発売し全米ナンバー1となった曲です。

ドリフターズのバージョンよりテンポを落とした重厚なアレンジは、ハリー・ニルソンのボーカルで、より感動的な曲想になっています。ジョンのバックコーラスが聴けるのが嬉しい。

7. Mucho Mungo/Mt.Elg

前半をジョンが後半をハリーが作りメドレー形式のようになっています。トロピカルなサウンドは楽しげな曲に仕上がっています。

8. Loop De Loop

9. Black Sails

10. Rock Around The Clock

作詞・作曲:ジェイムズ・E・マイヤーズ、マックス・C・フリードマン

ロックン・ロールの先駆けと言われた曲。

1954年ビル・ヘイリー&ヒズ・コメッツが発売し全米ナンバー1を獲得した楽曲です。実際は発売当時にはあまり売れ行きは良くなかったのですが、1955年の暴力教室のオープニングに使用され爆発的にヒットした曲です。

ビル・ヘイリー&ヒズ・コメッツの曲はカントリー、スウィング、ジャズ的なフィーリングがありギターソロも決まっているので是非原曲も聞いてください。

このアルバムでは、原曲とそれほど変わらないのですがロック色を強くした演奏となっています。

PUSSY CATS レコード

ハリー・ニルソンのアルバムではあるんですが、 Many Rivers To Cross、Subterranean Homesick Blues、Save The Last Dance For Meはジョン的な感性が強く出ている感じがしてなりません。

ただ、Don’t Forger Me、All My Life、Old Forgotten Soldierの感じはやっぱりハリー・ニルソンなんですね〜!

ハリ・ニルソンこの一枚

バッドフィンガー作で有名な『ウィズ・アウト・ユー』の収録されたアルバム『ニルソン・シュミルソン』ゴールドディスクも獲得しています。

ちなみに『ウィズ・アウト・ユー』は、ハリー・ニルソンが亡くなった翌年、マライヤ・キャリーがカヴァーして全米NO.1を獲得しています。

ニルソン・シュミルソン

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