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ビートルズ ホワイト・アルバム 50周年記念エディション
ビートルズ ホワイト・アルバム 50周年記念エディションは素晴らしい音源の宝庫です。内容は、ニューリミックスリマスター、イーシャデモ、アウトテイク、のCD6枚、ブレーレイオーディオ1枚
CDボックス内容
*シリアル・ナンバー入り
*貴重な写真資料や膨大な文字資料等が掲載された164ページの豪華ハードカバブック
*ポール・マッカートニー、ジャイルズ・マーティンによる書き下ろし序文付
*メンバーのポートレート写真4枚付
*ポスター付
*英文ライナー翻訳付/歌詞対訳付
*日本盤のみSHM-CD仕様
ボックスは限定のため完売になってしましました。
SHMCD6枚+ブルーレイ
嬉しいことに日本盤は高音質SHM CDで発売されています。
CD 1 & 2
2018年ステレオ・アルバム・ミックス
2009年に発売されたリマスター盤と比べると、ボーカルの定位や楽器のミックスバランスも違います。
特に新しさを感じるのは、ボーカルやコーラスの輪郭がはっきりして音質も太くなり、ドラムやベースなどの低域も迫力あるサウンドになっています。
CD 3
イーシャー・デモ(ジョージ・ハリスンの自宅で収録されたアコースティック・デモ)全27曲収録
1曲目から19曲目が『ホワイト・アルバム』に収録されたナンバーで、アルバムと同じ順番で収録。20曲目から27曲目はアルバム未収録ナンバー。
イーシャー・デモはプライベート盤などで既に出回っていたので、聴いていた方も多いとはおみますが、正規盤で聴くことのできる時代が来るとは!
厳選した選曲にはなっていますが高音質音源で聴くことができます。
ジョンのDear prudenceのアコスーテックの弾き語りは、少々ミストーンはありますがアンプラグドで通用する完成度の高さに思えます。
CD 4 & 5 & 6: セッションズ
全50曲収録。
『ホワイト・アルバム』スタジオ・セッションからの音源で、そのほとんどが未発表。4トラックおよび8トラックのセッション・テープから全曲新たにミックス。
◉ジョン作曲のグッド・ナイトは、オリジナル盤ではリンゴ・スターボーカルの曲ですが、ホワイトアルバムレコーディング中にビートルズのエンジニアを抜けたジェフ・エメリックの話によると、ジョンのガイドボーカルバージョンのテープがあったようですが、残念ながらいつの間にか無くなってしまったとのこと。
ジョンの優しさを感じるこの名曲をジョンのボーカルで聴けたら最高だったのですが!(ジョンのソロ作ウエディングアルバムで、1フレーズだけですが鼻歌交じりでジョンが歌っている音声を聴くことができます。)
◉ポール作曲のバースデイではポールの掛け声と演奏だけ(ボーカル抜き)のデモバージョンが聴けます。
ブルーレイ(音源のみ)
2018アルバム・ミックス(ハイレゾ・ステレオ)–2018 DTS-HDマスター・オーディオ 5.1 アルバム・ミックス– 2018ドルビーTrue HD 5.1 アルバム・ミックス– 2018モノ (オリジナル・モノ・ミックスからのダイレクト・トランスファー)
ブルーレイレコーダーで聴いてみると、確かに音のダイナミクスレンジが広いようです。ブルーレイオーディオお待ちの方は是非聴いてください。
マーチンD-28
ホワイトアルバムは、アルバム制作前のインド訪問の際に持参したアコースティックギターで作曲された曲が多かった事もあり、アコースティックバージョンが多く収録されています。ポールの名曲ブラックバードもマーチンD-28による弾き語りです。ここでは右利き用のギターの弦を左利き用に貼り直して使用しています。
ホワイトアルバムセッションは
ホワイトアルバムのレコーディングは、メンバー同士の様々な環境の変化のあった時期のアルバムです。
インドへの瞑想の旅、ブライアンエプスタインの死など、途中でリンゴが抜けしまったことによりポールがドラムを叩いたバック・イン・ザ・USSRや、バースデイではヨーコがコーラスに参加したり、今までとは違った形でアルバム作りを行っています。
ホワイト・アルバム・セッションの数曲はリボルバーからビートルズのバランス・エンジニアとして担当していたジェフ・エメリックが担当しましたが、その後ケン・スコットが引き継ぎます。
ジェフ・エメリック自伝によると、ホワイト・アルバム・セッションでのビートルズの間は劣悪だったように書いてありますが、その後を受け継いだケン・スコットによると決してそのようなことはなかったと言っています。
ジェフ・エメリックはホワイト・アルバム・セッションは数曲で抜けてしまったので、ケン・スコットの言い分が本当なんでしょうね。
ジェフ・エメリックによる当時の様子が書かれています。
ポスターとポートレートの封入
4人のポートレート
6つ折りのポスター(表)
6つ折りのポスター(裏)
英文歌詞になっています。
*ジョンがエリック・クラプトン、クラウス・フォアマン、アラン・ホワイトと参加したカナダのロックンロール・リバイバルショー(スィート・トロント)での、ヤー・ブルースの演奏時は、こちらの歌詞の切り抜きをマイクの下に貼って演奏しています。
164ページの豪華ハードカバブック
貴重な写真資料や膨大な文字資料等が掲載されています。
英文ライナー翻訳付/歌詞対訳付
ページ数も多いので読むだけで大変ですが、解説にはレコーディングデータや演奏者、曲がどのように作られたかなど、興味深い内容が詳細に書いてあります。
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