エアコンといえば壁掛けが一般的ですが、コンパクトでスリム、そしてスタイリッシュな 床置き型エアコン をご紹介させていただきます。
種類はあまり多く発売されていませんが、省エネで効率の良い 床置き型エアコン も発売されています。
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床置き型エアコン を選ぶ理由とは
◉壁掛けが取付できない
◉上方からの風がどうしても嫌いだ!
◉足元暖房で使用したい
◉家具の一部のようなインテリアとして演出したい
◉配管穴が下部にあり壁掛けエアコンからのホースを露出したくない
◉石油ストーブや電気ストーブではなく安全性を考え床置きエアコンを取り付けしたい。
床置きエアコンのメリットとデメリット
メリット
床置きなので設置がラク
フィルターなどの掃除が簡単にできる
暖房の気流が下方なので通常の壁掛けエアコンの暖房より効率が良い。
家具としてのデザイン性など・・・・・・
デメリット
床の設置スペースが必要
冷房は上部へ気流を出した方が部屋全体に冷風が行き渡るが、カウンターなど上部に障害物があると冷風が全体に渡りにくい。
エアコンの前に人や障害物があると、気流が全体に行き渡りにくくなるので、設置場所をよく考える必要がある。
設置方法
設置方法は通常のルームエアコンで同じです。
室内機を天井近くの壁ではなく床に設置するだけの違いです。
配管穴は下部にない場合は、穴開け工事が必要です。
専用コンセントがない場合は新たに設置するか、他の場所から延長して接続する。
床置き型エアコンの種類
ダイキン、日立、三菱、パナソニックで発売されています。
内容等を見てみると床置き型エアコンではダイキン、日立が一歩リードしています。
ダイキンS28RVRV(単相200v)
冷房8~12畳/暖房9~11畳
ダイキンの床置き型エアコンは加湿のついた省エネタイプが発売されています。
おすすめポイント
◉室内機サイズが高さ60cm幅70cm奥行21cmのスリムでコンパクト設計。
◉暖房が上部と下部から放出されるので、足元から効率良く部屋が暖まります。
◉ハイブリッド除湿搭載のランドリー乾燥機能
消費電力量 期間合計(年間)1,018kwh=27,486 円
◉その他3.6k(12畳用)・4.0k(14畳用)・5.0k(16畳用)・5.6k(18畳用)
日立RAF-D36F(単相100v)
冷房10~15畳/暖房11~13畳
寒い冬でも暖房が止まらないデュアルバイパス暖房方式搭載
おすすめのポイント
◉北海道電力、東北電力推薦の暖房エアコン
◉足元から吹き出される暖房気流が部屋全体を暖めます。
◉日立はカラッと除湿(再熱除湿)搭載で季節に合わせた除湿ができます。
消費電力量 期間合計(年間)1335kwh=36,045円
◉その他4.0k(14畳用)・5.0k(16畳用)
日立の3.6kは床置き型エアコンで唯一100Vで使用できる機種となっています。
三菱MFZ-HK2822AS(単相200v)
冷房8~12畳/暖房9~11畳
凍結防止ヒーター標準装備でドレン水凍結による能力低下・運転停止を抑制します。
おすすめのポイント
◉室温キープシステムで霜取り運前に室温を上げて、温度を約10℃にキープし室温の下がりすぎを抑制します。
期間使用電力量946kwh=26,109円
◉その他4.0k(14畳用)・5.0k(16畳用)・5.6k(18畳用)
パナソニック CS-289CY2(単相200v)
冷房8~12畳/暖房9~11畳
おすすめのポイント
◉スリム&コンパク室内機 高さ600mm*幅750mm*奥行205mm
◉ナノイーX搭載
期間使用電力量946kwh=26,109円
◉その他4.0k(14畳用)・5.6k(18畳用)
期間使用電力量とは
設定室内温度 冷房時27℃/暖房時20℃
冷房期間5月23日~10月4日
暖房期間11月8日~4月16日
使用時間6:00~24:00の18時間
実測値は東京がモデルです。
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寒冷地用エアコン