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TOTO グレイテスト・ヒッツ・ライブ DVD
TOTO グレイテスト・ヒッツ・ライブ は、1990年のパリでのライブ、 オープニングはファーストアルバムCHILD ANTHEMからスタート〜ヒット曲満載のライブDVDとなっています。ジェフ・ポーカロも健在のステージは最高の盛り上がり!
ツアーメンバー
Jeff Porcaro – Drums
Steve Lukather – Guitars and Vocals
David Paich – Keyboards and Vocals
Mike Porcaro – Bass
Jean-Michel Byron – Vocals
Chris Trujillo – Percussion
Jenny Douglas-McRae – Backing Vocals
Jackie McGhee – Backing Vocals
TOTO のヴォーカリスト事情
今回のツアーでは新たに4代目ボーカリストとしてジャン・ミッシェル・バイロンが加わりロザーナとホールドザラインでボーカルを披露していますが、このツアーで脱退となったようです。
TOTOのボーカリストは初代ボビー・キンボール、2代目ファギー・フレデリクセン、3代目ジョセフ・ウィリアムズと入れ換えが激しいのですが、原因はアルコールやドラッグ等の過度の摂取にあったようで、3代目のジョセフ・ウィリアムズはツアーの途中で声が出なくなってしまいメンバーに迷惑をかけることになってしまったり、2代目のファギー・フレデリクセンは既にスタジオで声が出なくなってしまった、といった状態だったということです。
スティーヴ・ルカサーによるとあの時期は色々大変で、今回のツアーでの新ヴォーカリストのジャン・ミッシェル・バイロンについては、まだ見極め段階だと語っています。
ライブ映像
1990年の4:3の映像なのでそれほど綺麗ではありませんが、オリジナルメンバーである4人の演奏が観れるのが嬉しい。
スティーヴ・ルカサーは当時バリーアーツのファイヤーバーストとブルーメタリック(ロボット)のストラトキャスターを使用していたんです。今となっては懐かしいモデルですが、当時はラリー・カルートンを始めフュージョン系のギタリストが好んで使用していました。
ルカサーはバリーアーツで素晴らしいギターソロを連発しています。
ジェフ・ポーカロの映像は1991年発売のモントルー・ジャズ・フェスよりも多く見ることができるので、ポーカロファンにとっては嬉しいかぎりです。「やっぱりTOTOはジェフ・ポーカロがいないと」と今更ながら思ってしまいます。
ちなみに初代メンバー
Dr=ジェフ・ポーカロ
G=スティーヴ・ルカサー
Ba=デヴィッド・ハンゲイト
Key=デヴィッド・ペイチ
Key=スティーヴ・ポーカロ
Vo=ボビー・キンボール
収録曲
1.Child´s Anthem
2.Africa
3.Georgy Porgy
4.I’ll Be Over You
5.David Paich Solo Spot
6.I Won’t Hold You Back
デヴィッド・ペイチのキーボードソロからバラード曲 I Won’t Hold You Backへのきれいな流れが素晴らしい。
7.Little Wing
スティーヴ・ルカサーによるエレキの弾き語り〜ソロ
8.Without Your Love
9.English Eyes
10.Rosanna
ジャン・ミッシェル・バイロンのヴォーカル
11.Afraid Of Love
12.Hold The Line
ジャン・ミッシェル・バイロンのヴォーカル
ボーナス映像
1988年のボーナス映像には、スティーヴ・ルカサーとジェフ・ポーカロの仲の良いインタビューやデヴィッド・ペイチ、マイク・ポーカロ、ジョセフ・ウィリアムズが登場して5人でロザーナをハモる貴重映像。
1995年の舞台裏映像は、ジェフ・ポーカロ亡き後サイモン・フィリップスがドラムとしてメンバーに加わったインタビューなどの映像を見ることができます。
TOTOのおすすめアルバム
1枚選ぶのは難しいのですが、ハードなロックサウンドとポップなサウン曲のバランスが良く、演奏も格好良い3枚目『ターン・バック』は、外せません
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