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ビリー・ジョエル A Matter Of Trust
ビリー・ジョエル A Matter Of Trust ソ連での伝説的ライブ完全版、1987年にビリー・ジョエルがソ連で行なった伝説的なライブ、ビリー・ジョエルとバックバンドの若さあふれる演奏とビートルズ楽曲『SHE LOVES YOU』『BACK IN THE USSR』も収録された完全版
2枚組CD+ブルーレイ+ブックレット付き
ブルーレイ内容画角比:4:3
音声:リニアPCM
時間:ライブ映像87分、ボーナス映像(ドキュメンタリー)74分
1987年にビリー・ジョエルがソ連で行なった伝説的なライブ
1987年、ゴルバチョフ大統領の元で推進されたペレストロイカに伴い、自由主義圏の音楽を開放し始めた頃の米露親善大使的な役割を果たし、計6回で15万人を動員したこの伝説的なLIVEがノーカット、最新リマスターで登場!
ゴロバチョフ氏がソ連の書記長に就任し、ソ連経済の立て直しを図るため行った積極的な政策によってアメリカとの冷戦が和らいだ事が、ビリー・ジョエルのコンサートツアーの実現につながったひとつの要因です。
バンドメンバー
ビリー・ジョエル :ボーカル・キーボード・ギター
リバティー・デヴィート:ドラム
ダグ・ステグマイヤー:ベース
ラッセル・ジェイバース:ギター
ケヴィン・デュークス :ギター
マーク・リベラ:サックス
ピーター・ヒューレット – バッキング・ボーカル
ジョージ・シムズ – バッキング・ボーカル
ジュルナリスト :ボーカル
収録曲Disc1,Disc2,Disc3
Disc 1
1.Odoya
2.Prelude/Angry Young Man
3.Honesty
4.The Ballad Of Billy The Kid
5.She’s Always A Woman
6.Scenes From An Italian
7.Restaurant
8.Goodnight Saigon
9.Stiletto
10.Big Man On Mulberry Street
11.Baby Grand
12.What’s Your Name
13.The Longest Time
14.An Innocent Man
Disc 2
1.Pressure
2.Allentown
3.A Matter Of Trust
4.Only The Good Die Young
5.It’s Still Rock And Roll To Me
6.Sometimes A Fantasy
7.You May Be Right
8.Uptown Girl
9.Big Shot
10.Back In The U.S.S.R.
11.The Times They Are A Changin’
12.She Loves You
13.New York State Of Mind
14.Piano Man
Disc 3[Blu-ray]
1.Prelude / Angry Young Man
2.Allentown
3.Goodnight Saigon
4.Big Man on Mulberry Street
5.Baby Grand
6.An Innocent Man
7.Honesty
8.The Longest Time
9.A Matter of Trust
10.Only the Good Die Young
11.It’s Still Rock and Roll To Me
12.Sometimes a Fantasy
13.You May Be Right
14.Uptown Girl
15.Big Shot
16.Back In the U.S.S.R.
ドキュメンタリー映像の見どころ
ゴロバチョフ政権以前のロシアは、ロックなどは異質なものとして捉えられ何をするにもソ連当局の許可が必要という状況でした。ドキュメンタリー映像では当時のソ連が若者を中心に変わりつつある情景を見ることができます。
ビリージョエルがロシアの街での人々との交流の様子
◉コーラスグループとのロンゲストタイムのジョイント
◉新しい時代を築く長い髪の若者との交流など
◉ビリー・ジョエルがサーカス団に訪問した時に知り合ったピエロ役の若者が、コンサート後にビリーの楽屋を訪れ感動を伝える姿や、空港での見送りの映像は胸が熱くなります。
コンサートでの見どころ
ソ連で初めて行われた会場では、コンサートを静観する観客は椅子に座ったまま静かに拍手するよう状況でした。
その光景は「初めて日本で行なったコンサートで経験をしていた。」
とビリージョエルが語っていましたが、日本人の内向的思考とロシア人の感覚は似ているんでしょうか?
ソ連の観客は初めこわばった表情でコンサートを視聴している状態でしたが、ビリーのステージや客席に降りての目一杯のパフォーマンスが次第に若者の心に響き、こわばった表情が次第に笑顔へと変化して会場には熱狂が広がっていきます。
アレクサを抱っこして歌う
アップタウンガールの曲中では、当時の妻クリスティ・ブリンクリーとの間の娘アレクサを抱っこして歌い(ヘッドフォンをしたアレクサを抱っこしている映像が見れます。)、ビックショットの演奏中には観客席にダイブしてクラウドサーフィンを行ったりビリーの心と体一杯のパフォーマンスで観客を解きほぐそうとしてしています。
感動の帽子
コンサートに感動したソ連軍人の若者は、サックスのマーク・リベラに自分のかぶっている帽子をプレゼントすることで自身の感動を表現する。そんな場面もドキュメンタリー映像で見ることができます。
貴重映像として、ビリーがギターの弾き語りでボブ・ディランの時代は変わるを歌う映像も視聴できます。
7月27日のモスクワ公演では、会場のセキュリティの厳しさに不満を抱いたビリーが、マイク・スタンドを破壊したり、エレピを倒す等のワイルドなパフォーマンスをするという出来事もあった。
ドキュメンタリー映像でそのパフォーマンスを見る事が出来ます。
マター・オブ・トラスト:ブリッジ・トゥ・ロシアはドキュメンタリー映像を見た上で、本編のライブコンサートを視聴すると、また違う角度から感じることができます。
当時のソ連が資本経済へ舵を取り始めた情勢も知っておくと、この度のビリー・ジョエルのコンサートのあり方に心動かされるかもしれません。
ソ連の街を走るコンサート機材運搬トラック。
コンサート開催費用などもビリー・ジョエルの自費を投じて行なわれたと言われています。
◉ボーナス映像
CDには2枚目の1曲めに収録されていますが、ブルーレイ本編では何故かカットされているPressureがボーナス映像として視聴でします。
ロシア人通訳のオレグ・スミルノフ氏
ビリー・ジョエルおすすめアルバム
70年代から80年代にかけてのビリー・ジョエルのアルバムには、名曲と言える良い曲が詰まっています。その中でもロック〜ジャズまで様々な一流ミュージシャンが参加したニューヨーク52番街は一押しのアルバムです。