ポールとジョージ タッグ第二弾 PIPES OF PEACE マイケルとの共演

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ポールとジョージ タッグ第二弾 PIPES OF PEACE

ポールとジョージ タッグ第二弾 PIPES OF PEACE は、TUG OF WARに続きジョージ・マーチンプロデュース アルバムです。TUG OF WARではスティーヴィー・ワンダーと共演、今回はマイケル・ジャクソンとの共演が目玉となってます。

アルバムはTUG OF WARの2枚組での発売も考えられていましたが、結局TUG OF WARとPIPES OF PIEACEに分けて発売されました。レコーディングセッション自体は同じなので、参加ミュージシャンも前回と同じ顔ぶれが見られます。

今回も名曲揃いの良いアルバムに仕上がっています。一部では評価が低いなどと聞くこともありますが、ウイングスの時の迫力や若さはないにしろ個人的にはジョージ・マーチンとのコンビによって、ポールの良さの出たアルバムの1枚ではないかと思います。

パイプス・オブ・ピース スーパーデッラクスエディション

ボックス内容

★SHM-CD 2枚組+ボーナスDVD

CD 1 『パイプス・オブ・ピース』 リマスタード・アルバム (11曲収録)

CD 2 ボーナス・オーディオ (11曲収録・うち7曲が初登場)

DVD ミュージック・ビデオやレコーディング風景、ミュージック・ビデオの撮

影風景、ホームムービー映像など、貴重な映像を収録 (約26分)

★112ページ型ブック + 64ページ型スクラップブック仕様

★アビイ・ロード・スタジオにて制作された最新リマスター (CD)

★高音質楽曲をダウンロードできる特典付

★国内盤のみSHM-CD仕様

★国内盤のみDVDの日本語字幕付

★国内盤はライナーノーツ日本語訳・歌詞対訳付

パイプス・オブ・ピース(スーパー・デラックス・エディション)(DVD付)

112ページ型ブック + 64ページ型スクラップブック仕様

スタジオ風景

マイケルジャクソンと

1曲目パイプス・オブ・ピース のコーラスにはポールの娘のメアリーとステラも初レコーディングで参加です。(写真では写っていませんが)

右側の写真はコーラスに参加した子供達です。

プロモーションフィルム撮影位風景

パイプス・オブ・ピース のプロモーションビデオで描かれたイギリス兵とドイツ兵

国内盤はライナーノーツ日本語訳・歌詞対訳付

SHM-CD 2枚組+ボーナスDVD

リマスターCD1

レコードで聴いていた当時は音も良かったのですが、CDを購入し聴いた時には音圧が下がってチープな音になった印象がありました。今回のリマスターを聴いた印象は、粒立ちが良くなり低音域〜高音域の伸びも良くなった印象です。

1曲目 パイプス・オブ・ピース

前回のアルバム タッグ・オブ・ウォーは「人生は綱引きだ」で始まりますが、パイプス・オブ・ピース は「平和のバグパイプ」で始まるんです。

プロモーションビデオは、第一世界大戦の1914年12月クリスマス休戦をもとに描かれています。もちろんポールが主役でので演出です。

クリスマス休戦とは、当時フランス北部で戦っていたイギリス軍とドイツ軍の間で生じた停戦状態で自然と両軍の間で起こった出来事です。

休戦の最中、両軍の戦死者の遺体を回収し合同埋葬式や、酒類、タバコ、チョコレートといった品物やサインの交換、記念写真の撮影などでクリスマスを祝ったと言われている。また映像にあるようにサッカーを行なったとされています。

2曲目 セイ・セイ・セイ

マイケル・ジャクソンとの共作でマイケルからポールに『一緒にヒット曲をつくりたい』と連絡があり、モントセラト島での共演が実現し2曲録音した内の1曲です。

全米ナンバー1シングルとなっています。

※この後、欲しいものはなんでも手に入れる主義のマイケル・ジャクソンはビートルズの版権を買い占めてしまうんです。以前からビートルズの版権を取り戻そうとしていたジョンとポールでしたが、マイケルに持っていかれたため今度はジョン亡きあとヨーコと共にマイケル側と話し合いを行なうも、取り戻すことができなかったのです。

現在はソニーとATVが所有している状況です。

本来持つべき人に戻るのはいつのことになるんでしょう?

◉興味のある方は、ノーザン・ソングスを読んでみては・・・・

3曲目 アザー・ミー

ポールの優しさが感じられるミディアムテンポの名曲です。

5曲目は美しい曲ソー・バッド

プロモでは10ccのエリック・スチュアート、ドラムではリンゴを見る事ができます。マイケルの影響かポールのボーカルはファルセットで歌っています。

6曲目 ザ・マン

マイケルとの共作2曲目で軽快で個人的には大ヒットしたセイセイセイより好みです。

9曲目 アヴェレージ・パーソンズ

スタンリー・クラークとの共作でジャム・セッションから出来上がったインストルメンタルの曲です。

11曲目 スルー・アワ・ラブ

最後は邦題「ただ愛に生きて」ポールの真骨頂バラードで締めくくりになります。ストリングスの高音部のヴァイオリンがモールス信号で書かれた秘密のメッセージP E A C E を奏でているそうです。

CD2ボーナス・オーディオ (11曲収録・うち7曲が初登場)

6曲目 セイ・セイ・セイ

ポールとマイケルのボーカルパートを変えて編集したバージョンが聴けます。

その他の未発表曲は未発表だけありますので名曲とは言えませんが、ポールファンとしては聴けるだけでも楽しいです。

DVD ミュージック・ビデオやレコーディング風景

ミュージッククリップや撮影風景などで構成されていますが、どうしても物足りなさを感じてしまいます。もう少し貴重なスタジオ風景や演奏シーンなどがあればと思うのは私だけでしょうか?

参加ミュージシャン

マイケル・ジャクソン

この後スリラーが大ヒットするんです。

スティーブ・ガット

スタッフでの活動や自身のバンドであるガットギャング(リチャード・ティーやコーネル・デュプリー、エディー・ゴメス)での活動は有名です。エリック・クラプトンとのライブサポートは長く続いています。

エリック・スチュワート

自身のバンド10ccでの名曲「I’m not in love」の大ヒットで有名です。他にアランパーソンズ・プロジェクトも参加しています。

アンディ・マッケイ

ロキシー・ミュージックのメンバーとしても有名で、主としてサックスを担当しオーボエ奏者としても有名。

スタンリー・クラーク

ジャズやフージョン系のベーシストとして有名でチック・コリアやジョージ・デュークとバンドを組んだりソロでもアルバムを発売している。一流ベースプレーヤーです。

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