クリックできる目次
第二種電気工事士 筆記試験 合格を目指す!
第二種電気工事士 筆記試験 に合格して、技能試験に合格する事で、第二種電気工事士の資格を得る事ができます。先ず、筆記試験に合格した勉強方法をご紹介します。
今まで電気製品は普通に使用している程度で、知識や技術的には素人ですが、一発合格を目指しました。
電気工事士の資格は2種類あります。
◉第二種:一般住宅や店舗などの600ボルト以下で受電する設備の工事に従事できます。
◉第一種:第二種の範囲と最大電力500キロワット未満の工場、ビルなどの工事に従事できます。
試験は第一種、第二種共に筆記試験を合格すると技能試験に進めるという流れになっています。2段階での試験があります。
筆記試験に受かって、技能試験に落ちた場合でも、次の年まで受験する権利があります。
受験するには
取得条件
◉学生の方でも取得できて特別に制限はありません。
◉第二種電気工事士を取得する場合は、筆記試験と技能試験に合格すれば免許を取得する事が出来ます。
◉第一種電気工事士の場合は、実務経験5年または電気科・電気工事科の大学・専門学校を卒業して、実務経験が3年以上の経験が必要になって来ます。(免状を持っている場合は,5年ごとに定期講習を受ける必要があります。)
*ただし学科、技能試験位合格しておけば合格証は永久に有効ですので、申請したいときに申請を行うと免許として交付されます。
受験費用
インターネット申込み 9300円
郵便申込み 9600円
免状交付申請のための収入証紙 5,200円
優先順位的に、第二種電気工事士を取得です。
筆記試験に合格条件
・4つの中から1つの正解を選び、マークシートに記入する方法での試験
・試験時間は2時間
・合格するには60点以上
試験範囲
1.電気に関する基礎理論
電流、電圧、電力及び電気抵抗 、導体及び絶縁体 、交流電気の基礎概念 、電気回路の計算
2.配電理論及び配線設計
配電方式 、引込線 、配線
3.電気機器、配線器具並びに電気工事用 の材料及び工具
電気機器及び配線器具の構造及び性能、電気工事用の材料の材質及び用途、電気工事用の工具の用途
4.電気工事の施工方法
配線工事の方法 、電気機器及び配線器具の設置工事の方法 、コード及びキャブタイヤケーブルの取付方法 、接地工事の方法
5.一般用電気工作物の検査方法
点検の方法 、導通試験の方法 、絶縁抵抗測定の方法 、接地抵抗測定の方法 、試験用器具の性能及び使用方法
6.配線図
配線図の表記方法
7.一般用電気工作物の保安に関する法令
電気工事士法、同法施行令、同法施行規則、電気設備に関する技術基準を定める省令、電気用品安全法、同法施行令、同法施行規則及び電気用品の技術上の基準を定める省令
が試験範囲となっております。
このように書かれると、とても難しいのでは無いかとおもてしますいますが、実際は暗記を中心に勉強していけば良いと思います。
一発合格した勉強方法
1、参考書を読む
初めての方にとって、最初のつまずきは専門用語です。読んでいて意味がわからないので面倒くさくなる原因のひとつです。
完璧に理解する必要はないので簡単に全体を通して読んでいくと流れでわかってきたり、問題集の解説でわかったりします。
私自身は通勤電車の行き帰りや休憩時間を利用して軽い気持ちで読んでいました。
特に法令や機器の種類、基本となる電気の仕組み、計算問題(計算式)は本を読んで勉強。
このテキストでは
・電気の基礎理論
・配電の基礎理論
・配線の設計
・電気機器
・配線器具
・電気工事の施工方法
・一般用電気工作物の検査
・法令
・配線図
・鑑別
を勉強しました。
※技能のテキストとしても利用できます。
必要な知識など工具の使い方、配線の切り方などが細かく出ていますので、私自身にとって使いやすい教科書となりました。
2、過去問の問題集で演習
過去10年間に出題された問題集を購入して、1年ごとの問題に10回反服演習をしました。
合計100回問題を解いたことになります。
参考書で把握出来なくても問題集を解きながら理解していきます。
家では誘惑に負けて集中力に欠けるので、土日に図書館などを利用するとエアコンも効いていますし静かで、しかも無料なので有効利用できます。
私が使った問題集は答えに対しての解説がわかりやすくて説明されていたのでとても便利でした。
この本がA4(開くとA3)の大きさです。
購入した問題集の中身はこんな感じです。
3、インターネットに掲載されている過去問を利用
ネットに載っている過去問を利用しない手はないです。正誤が直ぐにわかるのでとても便利です。クイズ形式で楽しんで行っていくにも良いかも
こちらも反復して行うと良いです。
但し、たまに間違った解答もありますので気をつけて下さい。
以上3点をしっかり行いました!
試験当日
なんだかんだで、学科試験の日がやってきて会場に到着です。
受験者が、かなり多く何百人いるんでしょう。
試験開始までは諸注意など説明を聞いて試験開始です。
計算問題から始まり使用器具の使用目的や用途、名称などなど合計50問の試験問題です。
途中退出OKですが、最後まで見直しながら2時間きっかり使用しました。
合格発表は、ネットでの発表という形です。その後合格通知が送られてきます。
学科試験に合格したら技能試験ですので、発表を待たずに技能試験の準備をはじめました。合格してから始めるとなると、技能試験まで1カ月ちょっとくらいの時間しかないので、初心者の私には足りないと思い早速始めました。
筆記試験の一発合格の勉強方法まとめ
1、参考書を完璧に把握する必要はないが、ある程度全体に目を通す
2、過去10年間の問題集を各10回行い間違った問題は解説をしっかり読み理解する。
3、インターネットの過去問をクイズ形式で楽しんで解答する。
おすすめの記事