掃除機の購入 の前に知っておくと便利な5つの基礎知識
掃除機の購入 の前にどこを見て選べば良いのか?家電量販などかなりの数が展示した中で、ご家庭にあった、よりベストな掃除機を購入するための知っておくと便利な5つの基礎知識をみてみましょう!
5つの基礎知識さえ知っておくと購入の手助けになります。
① 吸い込む力を確認する
日本の掃除機は日本工業会の定めた吸引仕事率によってパワー表記が決まっているが、海外メーカーの商品はダストピックアップ率を表示してあるものもある。
② 消費電力を確認する。
思ったより使用電力が必要な掃除機もありますので、購入前には必ずチェックしましょう。
③ 集じん方式
紙パック方式
サイクロンもどき:ダストカップ集塵式(紙パック無し)
サイクロン方式:遠心分離を行うダストカップ集塵式(紙パック無し)
④ ヘッド
回転ブラシ無しヘッド、回転ブラシヘッド、パワーヘッド、自走式ヘッドなどの種類があり掃除する場所によって吸引能力が違ってきます。
⑤お手入れ方法
掃除機によってはダストカップなど分解掃除が必要な機種もあります。自身でお手入れを継続して使用できるものを選びましょう。
*その他
付加価値的な機能
① 吸い込む力
吸引仕事率
日本工業会が定めている規格
1分あたりに掃除機が吸い込む空気体積と、ゴミを浮き上がらせる力に、換算係数をかけたものが吸引仕事率となります。
IEC60312(ダストピックアップ率?)
国際電気標準会議が定めている規格
フォローリング状にけい砂(石英の砂鉱)をまき、実際に吸い込んだ量を%で表記したものです。
日本の環境を考える
これだけを見ると国際電気標準会議が定めている規格ダストピックアップ率表記の高い製品が良いかと言うことになります。もちろん数値が高いに越したことはありませんが、計測方法が違うことが数字のマジックなんです。
住環境的に家の中で靴を履く海外と、裸足の日本ではゴミの質が違ってきます。実際吸い込み力の低い海外製品はヘッドの硬いブラシにより重い砂等を掻き込んで取りますが、日本の掃除機はブラシの力と空気でゴミを浮かせてとる方法のため重い砂等には向いていません。ただし吸い込み力の強い日本製品は小麦粉などの軽いゴミや壁際の細かいゴミには効果的な吸い込み力を発揮します。
国際規格の良い所はあるのですが、国により環境が違ってきますので、それを踏まえて購入することをおすすめします。
② 消費電力を確認する。
掃除機の種類などによって消費電力がかなり違ってきますので、購入前にはしっかり確認しましょう!
横型(キャニスター型)
200W(弱運転)〜1200W(強運転)くらいの消費電力です。
1箇所のコンセントは1500Wとなっていますので、他の電気製品と同じコンセントを使用するときはブレーカーが落ちる原因にもなりますので注意しましょう。
一般家庭で掃除機といえばこの形だと思います。
吸引能力や機能でもメーカーが一番力を入れている機種ですので、タイプや機能も多彩です。
スティック型
電源使用タイプは200W〜300W位のものが中心となっています。
充電式は充電時間50分前後で標準運転で20〜40分使用可能
③ 集じん方式
紙パック方式
吸引したゴミが紙パックにたまり一杯になったら紙パックごと捨てるタイプです。
掃除機によってはゴミ捨てサインが出る機種もあります。
メリット
使い方はいたって簡単でゴミ捨てが済んだら、新しい紙パックをセットすれば良いのでメンテナンスはそれ程難しくありません。
デメリット
吸引すればするほどホコリ等で紙パックが目詰りしていきますので、吸引能力も少しずつ落ちていきます。
紙パックはメーカー指定品を購入したほうが吸引能力が落ちにくいです。各メーカー汎用の商品もあり安価ではありますが、メーカー品に比べ紙質が違うため目詰まりが早く吸い込み能力が落ち易くなります。
高級紙パック(別売)
最近の紙パックは、外に粉塵を出さない高気密なものや炭の脱臭能力の高い