加湿器の選び方・冬の乾燥から潤いを 加湿器 の種類と用途

加湿器の選び方・冬の乾燥から潤いを 加湿器 の種類と用途

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加湿器 の選び方

冬の時期には家電量販店やインテリアショップに行くと何種類もの 加湿器 が展示してあります。家電メーカーだけではなく、無名なメーカーから有名メーカーまで様々な機種が発売されています。

価格帯も数千円から1万円以上のものまで様々です。

加湿器の機能もっている電気製品

◉一般的な加湿のみを行う加湿器

◉空気清浄機一体型

◉セラミックファンヒーター

◉電気ストーブ一体型

◉エアコン(ダイキンのうるるとさらら)

今回は一般的な加湿のみを行う加湿器ご案内させていただきます。

空気清浄付きは、空気清浄機の記事で紹介させていただきます。

*どんな機種を購入した場合でもコマメに掃除をしてください。万が一、菌が繁殖して健康を害する事がないように!

最近レジオネラ菌による事故もありましたので十分洗浄しながら清潔に保ってください。


加湿器の選び方・冬の乾燥から潤いを 加湿器 の種類と用途

1、超音波式 加湿器 とは

白い煙状に噴射して展示映えする加湿器です。

最近のインテリアショップ等で展示しているのを見かけます。

家電メーカーでも一時期発売していましたが、雑菌が繁殖する恐れがあるとのことで発売中止になったことがありました。

現在は、家電メーカーでは販売していないと思います。

こまめに水受けやフィルターなどをしっかり洗って除菌しないと、白い粉と一緒に雑菌を吸い込む危険性があるとも言われています。

赤ちゃんや気管の弱いかた、アレルギー体質の方は使用しない方が賢明です。

超音波式加湿器

超音波式まとめ

メリット

・使用電力は数ワットと省エネです。

・小さくてデザイン性で選ばれるケースが多い。

・アロマを使える。

デメリット

・衛生面で心配です。

・上記でも書きましたが、赤ちゃんや気管支の弱い方は購入を控えたほうが良いと思います。もし使用する場合は、こまめに掃除して下さい。

2、スチーム式加湿器

お湯を沸かすことで蒸気が出ます。

加湿器本体の中にヒーターが入っていてタンクから流れ出た水を、ヒーター部で沸かし蒸気にします。以前は加湿器といえばスチーム式加湿器が一般的でしたが、最近は手軽な気化式やイオン式に押されています。

象印スチーム加湿器

「できればメンテナンスが楽な方がいい」と思うのがほとんどの方だと思います。

そこで、象印のスチーム式加湿器です。

こちらはポットと同じ構造となっています。

上部のふたを開けると広口のフッ素コーティングの鍋のようになっていますので、ポットと同じ様に水を入れるだけなんです。

お手入れも、汚れたらポットと同じクエン酸などで水垢をとってあげればいいので本当に楽です。

安心設計

チャイルドロック

ふた開閉ロック

転倒湯もれ防止構造

◉お手入れ簡単な 水タンク一体型

フッ素加工の広口内容器

フィルター不要なので汚れたら容器内部を洗うだけです。

◉スチーム式

◉Wセンサーが湿度を自動コントロール(自動加湿3段階)

本体寸法: 幅240×奥行260×高さ315mm

重さ:約2.4Kg

立ち上げ利消費電力:985W

通常消費電力:410W/h

加湿能力(約): 最大480ml/h

タンク容量: 約3.0L

三菱重工スチーム式加湿器

スチーム式まとめ

メリット

・潤いという面では、加湿機の中では一番です。

・水を沸騰させることで殺菌になりますので、水の衛生面では安心できる加湿器です。

・ファンがついていない製品は、湯気として蒸気が出るだけなのでほとんど無音、スチームファン式の場合はファンの風切り音として10〜15デシベルくらいが目安です。

加湿量は、安定しています。

気化式とヒーター式を比べた結果、例えばカタログに木造で6畳用350ml加湿と書いてあった場合、スチーム式は数値に近い量の加湿が確保できます。

(気化式の場合、冷たい水をファンの力で飛ばしているだけなので、電気代は安いがスチーム加湿と同じの能力は出せないのが現状です。)

デメリット

・出口付近が高温になりますので、火傷に注意が必要です。特に小さいお子様のいるご家庭の場合、設置場所には注意してください。

・電気代は、ヒーターを使用するため加湿器の中では一番高くなります。木造6畳用350ml加湿量 1時間あたりの使用電力は200~300w

メンテナンスは、ヒーター部分に蒸発のため水分を吸収するフィルター蒸発布がついていますので、こちらの蒸発布の交換が必要です。冬の時期でしたら家電量販店に数枚入って400円くらいで売られています。

お手入れとして、水が溜まる部分(受け皿)がスケール(水垢・カルキ)で白くなってきますので、硬化する前に水洗いを行い清潔に保つことが重要です。クエン酸等での掃除も有効です。

電気代の目安

1kw=27円/1時間として計算すると

木造和室350mlの加湿量のスチーム式加湿器で、1日5時間加湿で30日(1ヶ月)使用

1時間あたりの使用電力は平均の250w

◉27円×1時間あたりの電力0.25kw×1日5時間使用×30日=1012.5

上記から1ヶ月=約1,013円の電気代が目安となります。

*使用する水は水道水を使用してくださいと注意書きされています。なぜかというと、ミネラルウォーターは塩素が入っていないため常温で置いた場合、菌が繁殖する可能性もあります。

3、気化式加湿器

気化式加湿器は、水をフィルターに含ませそれをファンで、水の微粒子として送り出す仕組みです。

加湿量としては、実際にカタログに書いてある加湿量は期待できないと思ってください。また、室温によっても加湿量は変わってきます。

シャープ気化式加湿器

省エネ性で選ぶなら気化式がおすすめ

気化式まとめ

メリット

・超音波式と同じように、電気代が安い1時間あたり数ワットの消費電力です。

1日5時間1ヶ月使用すると、スチーム式の1/3~1/5とかなり電気代が安い。

蒸気の出口が高温にならないので、火傷の心配はない。

デメリット

・ファンで水を蒸発させますので、風切り音(ファン)の音が大きい20~40デシベルくらいです。

・加湿量が少ない。

・冷たい水を蒸発させるため冷たい風で室温が下がる。

メンテナンスは、水分を吸収するためのフィルターがついていますので、使用フィルターの交換が必要です(最近は洗浄で長期間使用できる機種もあります。)。冬の時期でしたら家電量販店に数枚入って2000円くらいで売られていますが、種類も多いので取り寄せでの対応になると思います。

スチーム式のフィルターよりは少々値段は高くなります。

お手入れとして、水が溜まる部分(受け皿)がスケール(水垢・カルキ)で白くなってきますので、硬化する前に水洗いを行い清潔に保つことが重要です。

クエン酸など体に害のない洗剤等で掃除してださい。

電気代の目安

1kw=27円/1時間として計算すると

上記の機種1時間あたり290mlの加湿器の場合

強運転での消費電力=9Wの場合

◉27円×1時間あたりの最大電力0.009kw×1日5時間使用×30日=31.215

上記から1ヶ月=約31.2円の電気代が目安となります。(強運転時)

4、ハイブリット式加湿器

冬場、量販店で加湿器コーナーのメインを飾る商品です。

スチーム式の良いところと、気化式のいいところを組み合わせた加湿機といっていいと思います。加湿量も多く放出でき、電気代も安価に抑えられる製品です。

加湿器にセットされた水道水は、受け皿上のヒーターで加熱されお湯になります。その後網目状のフィルターに吸い上げられファンで放出されるという流れになります。

シャープ ハイブリット式加湿器

使用環境において柔軟な加湿ができて、安全性の高いハイブリット式です。

ハイブリット式加湿器のまとめ

メリット

・スチーム式の半分くらいの電気代

・お湯にすることで蒸気になりやすい環境を作りますので、加湿量が安定し除菌効果もあります。

・スチーム式と比べ電気代が安い。特に大型にするとスティーム式は電気代がかさみますが、ハイブリットの場合は、一旦温まった後ヒーターが切れますのでその分節約できます。

・蒸気出口の温度が上がらず火傷の心配はない。

デメリット

・気化式より電気代は高い。

・製品価格が高い

・フィルター交換代が高い

メンテナンスは、水分を吸収しておくためのフィルターの洗浄・交換が必要です。(洗浄して長期間使用できる機種もあります。)

冬の時期でしたら家電量販店に数枚入って2000円くらいで売られていると思います。スチーム式よりは高いです。

お手入れとして、フィルターの水洗い、水が溜まる部分(受け皿)がスケール(水垢・カルキ)で白くなってきますので、硬化する前に水洗いを行い清潔に保つことが重要です。クエン酸など体に害のない洗剤で掃除してださい。

電気代の目安

1kw=27円/1時間として計算すると

上記の機種1時間あたり750mlの加湿器の場合

強運転での消費電力=335Wの場合

◉27円×1時間あたりの最大電力0.335kw×1日5時間使用×30日=1,356.75

上記から1ヶ月=約1,356円の電気代が目安となります。(強運転時)

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