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秋葉原周辺の飲食店空き物件 を求めて
誰でも飲食店を開業するなら人気のエリアを選びたいと思います。その中でも 観光スポットとして、日本人だけではなく昨今は外国人の方が、マニアックなグッズを求めてやってくる聖地 である 秋葉原周辺の飲食店空き物件 を探します。
電気製品が好きな人にとって秋葉原は電気の街 今は・・・
電気街として有名な時代の秋葉原は、今ほど外国人観光客は多くなく、アニメやメイドカフェなど無かったんです。
大型の電気専門店としてヤマギワ電気、サトームセン、石丸電気、ロケットなどが連なっていました。
時代は変わり通りも変化してはいますが、路地に入ると昔の面影はまだまだ残っています。
秋葉原周辺で 飲食店物件 が出ました!
秋葉原のどこの不動産屋に入っても
『飲食店物件は無い』
『滅多に出ない』
と言われていましたが、今回、良い物件が出たとの情報をいただきましたので期待して向かいました。
❶末広町飲食店空き物件
秋葉原から徒歩5分の物件はどちらかというと、銀座線の末広町の駅近くで、JRの御徒町と秋葉原の中間くらいに位置した場所です。
物件情報
駅から徒歩 | 末広町駅から約3分 |
---|---|
階数 | 1階 |
広さ(坪数) | 10坪 |
1ヶ月家賃 | 23万 |
物件種類 | スケルトン |
重飲食 | 不可 |
中央通りとJR山手線に挟まれた場所は、昼時でも人通りはまばらなエリアです。再度不動産屋さんに確認したところ、飲食店不可な物件でしたが、飲食店可能であったとしても観光客が集まるメイン通りからは少々離れてしまう難しい立地場所です。
実際歩いて自分の目で確認することで人の流れや、立地による販売形態が見えてきますので、とても勉強になります。
❷蔵前橋通りの飲食店空き物件
秋葉原の方から中央通りを渡り、1本奥に入った細い通りを湯島方面に歩いていくと、蔵前橋通りに出ます。出たら左に20歩ほど歩いた場所です。
銀座線末広町駅から蔵前場所通りを嬬恋坂方面に歩けばすぐなので末広町が断然近いです。それでも秋葉原駅から歩くと5分くらいの距離です。
この写真には写っていませんが、左側にもラーメン屋さんがあり、昼時は満員になる事も多いです。
行列が出来ている飲食店街に向かって、その脇の細い道を進んでいくと秋葉原方面です。
物件情報
駅から徒歩 | 末広町駅から約3分 |
---|---|
階数 | 1階 |
広さ(坪数) | 11坪 |
1ヶ月家賃 | 47万 |
物件種類 | 居抜き |
重飲食 | 可能 |
空き物件は以前カレー店の居抜きです。
経営不振のため閉店だそうです。
以前オープンしていたカレー屋さんは何人体制で営業していたんでしょう。この立地条件で47万の家賃と人件費等を考えたら、相当の回転数を上げないと維持費さえも出てこないです。
なかなか空き物件が出ない秋葉原といえど、少々高いと感じてします。
しかし最近秋葉原でも1階路面店の空き物件が出るようになりました。最高のメイン通り物件とは言えませんが、今回紹介した物件より良い物件が出つつあります。
ただしタイミングなのであっという間に埋まってしまいますが・・・・・
今回は秋葉原の物件は2件だけですが粘り強く探して行きます。
おすすめの通りは、中央通り沿いと一本奥の通り
平日の中央通り 秋葉原から上野方面に向けた写真です。
中央通りを挟む両側は常に人通りは絶えませんが、一本奥の細い通りも人通りが多く狙いたいポイントです。
歩いている人は日本人より外国人の方が目立ちます。
中央通りから一本奥に入った注目の通りはラーメン屋・ケバブ・カレーなど飲食店が軒を連ねています。
賑わいは続いています。
この通りに空きが出たら坪単価5万円は超えるエリアです。
写真は平日の午後に撮影したものですが、全体的に賑わっています。2020年のコロナウイルスにより規制が入ると一気に賑わいがなくなりましたが、緊急事態宣言解除後は段階的に人通りが戻ってきました。
各物件の坪単価比較表
秋葉原で見つけた飲食店空き物件は2店舗だけですが、比較表で確認します。
物件 | 家賃 | 坪数 | 坪単価 |
---|---|---|---|
①末広町の飲食店空き物件 | 23万 | 10 | 2.3万 |
②蔵前橋通りの飲食店空き物件 | 47万 | 11 | 4.3万 |
どちらも秋葉原から5分くらいの距離ですが、家賃の差は人通りの違いです。
ケバブ店・カレー店の広がり
秋葉原はケバブ、カレー屋が目立ちますが、最近、他の商店街などでも2〜3坪くらいのケバブ屋さんやカレー屋さんが多くなっています。
ケバブといえは、世界の三大料理の一つでありますトルコの料理ですね!
よく見るのは味付けした肉を重ねて塊にしたものを、包丁でスライスしながら販売していますよね。
以前は車での移動販売が一般的でしたが、今やケバブはファーストフードとして認知され、良い立地場所を確保しています。
テクアウトのみならずイートインタイプの店舗も増えています。
*ケバブ屋さんが多いわけ
・安価で買いやすい価格設定で、フェスや野外イベントで手軽に購入して食べやすい。
・案外お腹にたまるので、昼食などの食事としても利用できる。
・日本人好みにアレンジしている。
・フランチャイズでチェーン展開しているので移動販売や店舗としてのノウハウを持っている。
*トルコ人経営のシェフの方から聞くところによると、衛生面をしっかり確認して店選びをしてくださいとのことです。
*外国人経営のカレー屋さんが多いわけ
・日本人のカレー好きが大きい理由の一つのようです。
・経営者はインド人に限らず南アジア人と言われるスリランカ、バンクラディッシュ、パキスタン、ネパール人が多く、インド料理といっても実際はインド人は少ない。
理由として、人種的な問題も多いようで、インドはカースト制度の影響で上位の人はパスポートなどを取得できるが、下位の人たちは取得が難しいそうです。
そのため裕福な上位の人達は、わざわざ日本に来てカレー屋をやる必要がないとのことです。
その他の理由として日本に来てコックとして働くには、10年の修行経験の証明書がないと働くことのできないのです。
その他
・出店コストがラーメン屋などに比べると安価である点。
・カレー料理は、南アジアの料理であるので技術的にそれほど難しくない。
・なんに使用する小麦粉など粉物は、原価コストが安く利益率が高いなど。
ちょっと寄り道
先ほどのケバブやカレーも良いが秋葉原はラーメンも有名です。
人気の青島ラーメンを食べようと探索している電気街から反対側の昭和通り方面へ向かいます。
いつも行列ですが、昼食時間から大幅に時間をずらしたのですんなり入店できました。
新潟発の生姜の効いた醤油味の濃いスープ。
モチっとした滑らかな腰の麺。
チャーシューは程よい柔らかさのロース肉で、それほどしょっぱくはなく、肉の旨味が感じられます。
背脂多めのラーメンが苦手なので、この醤油ラーメンは気に入っています。
秋葉原周辺を歩いてみた感想
最近は日本人より外国人の観光客がアニメグッツなどの購入で賑わっている街として定着しています。特にメインとなる通りは平日でもかなりの賑わいがあります。
この通りで開店している飲食店は滅多なことがない限り手離すことはないでしょう。
ただしメインから少々奥に入れば空きは出て来そうです。
メインか多少外れても家賃は高いので慎重な調査を行なった上での対応が必要になると考えます。
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